松永 麻衣子
2016年9月
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松永 麻衣子/MATSUNAGA Maiko
パリところどころ

ポパイからはじまりMCシスター、プチセブン、ラヴィドゥトランタンなどいろいろな雑誌でファッションエディターとして働く。
1996年に渡仏。子供3人の母でもある。
パリ発おとなとこどものwebマガジン『chocolatmag』の編集長。
http://www.chocolatmag.com/
figaro japonオフィシャルサイト「パリの子ども事情、ときどきネコ」
http://madamefigaro.jp/paris/blog/maiko-matsunaga/list.html
MilK JAPON WEB ダイアリー「パリの12ヶ月」
http://milkjapon.com/writer/080_maikomatsunaga



LACOSTE BY JEAN-PAUL GOUDE 子供達もこんな垣根のない大人になってほしい。

パリは今週からレディースのファッションウィーク。夜毎パーティーが開かれています。毎回アーチストとのコラボがとっても楽しみなラコステのパーティー、なんとジャンポールグードとのコラボと聞いては絶対に見逃せない!  ダンスにも造詣の深いJ.P.GOUDEですもの!. バレエのレッスンを終えた子供達を連れてヴァンセンヌ公園の入り口に位置するPALAIS DE LA PORTE DOREEに行ってきました。

この階段からJ.P.GOUDE のイラストがお出迎え。ワクワク

ここは私たちにとっても馴染みのあるオセアニア水族館が地下にあり、何度も飽きることなく通っている場所です。そして、ここにはワニがいるんです。ラコステが会場に選んだ理由の一つだったそう。そういうの素敵。

さて、会場はセキュリティー厳しく、テロ対策は本当に日々の中で普通の光景になりました。守られてる。警備員のおじさんたちも子供達に冗談を言ってとっても優しい。

そうそう、子連れで仕事? って思われる方も多いと思いますが、パーティーがあるから、ファッションウィークは特別ベビーシッターを雇って、、、などなどいろいろな考えがあるけれど、これは個人の判断に任されているように思います。土日は子連れでショーに来るジャーナリストも多く見かけ、これって英才教育の一つのように思うし、周りも寛大に子供を受け入れる感じ。決して主催者側が”子供NG”を出さないところに、フランスの出産ブームは何ぜなのか? わかる気がします。

我が家も、ラコステを家族みんなで愛用してるし、J.P.GOUDE.は子供たちに知っておいてほしいって思ったので、連れて行きました。やっぱりたくさんの子供たちが目を輝かせて作品を見ていました。

場内の熱気を避けるように、クロコダイルを描いた階段でフォトセンション。赤いブルゾン(もちろん彼の描いたワニが付いたブルゾン)を着たJ.P.GOUDE氏。実はその前から階段で遊んでいた我が子は撮影に気がつかず階段で遊び続ける。「子供達ちょっとどいて!」と撮影隊からやさーしく注意を受けると同時にJ.P.GOUDEは、「サンキエム、回転は何回できる?」と次女に質問。次女がバレエ帰りでシニヨンにしていたから? 「1回転できます」と答えると「じゃあやってみて」次女はくるり。「でもお兄ちゃんは2回転とか3回転とかできます」「演ってみて」長男は「この靴だとできません」と。。。そんなやりとりをした。これってすごいことだと思う。この大きな会場で起こっている事を見渡した上で子供とこんなやりとりをするJ.P.GOUDE。垣根がないんだなー。子供でも大人でも、ましてやVIPだろうがなかろうが彼には”人”でしかない。本当を知った人。スッと子供の心にも人の心にもフワッとした優しさを投げかけれる人。すきだなー。

長男メイは家に戻ってすぐネット検索。J.P.GOUDE。。。。靴はレペットの白を履いている。自分でも踊ることがある。メイが週に3回朝バレエレッスンに通っているサンマンデでJ.P.GOUDEが生まれた事を知り、とても嬉しくなってた。

子供がこういう体験を重ることは、これからの未来につながるということ。それに気づいている社会は素晴らしいと思う。”こどもはNG”とする社会よりも大きな確実な何かが育まれているにちがいない。日本も大好きだけれど、フランスのこんな環境を私は尊敬するし私のしたい子育てにとても合っていると再確認した夜だった。

この時期のパーティーやデフィレ(ショー)ではお土産があるけれど、口紅だったり香水だったり、ラコステは心に響くスタイルを選んだ。J.P.GOUDEの作品本、600冊すべてにナンバリングのこの本は何よりも嬉しかった! 子供たちが受け取ったのは150番と155番。なんて語呂がいいのだろう。

このパーティはただのパーティではなかったなと思う。子供を連れて行ったからこそ気がついた。大人目線だと見過ごすこともあるんだと。

子供達の心に残ること、そんなことをどれだけ与えられることができるか? 垣根を作らないで人と関われる大人になってほしい! と欲張りな願いを込めてJ.P.GOUDEのカラフルな独特のワニを思い出して眠りについた。。。


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