去年の暮れに「このオーデション、メイにいいと思う」とメールが矢継ぎ早に入った。まるで実生活のメイのようなダンスに魅せられた少年の物語 映画「ビリーエリオット」のミュージカル版が2017年に日本人キャッストで公演されるとい情報だった。書類選考から始まり、オーディションは4月に2次、8月に3次、最終審査が12月という長いオーディションだと。
フランス生まれ育ちのメイにとっても、これを演じるのは数年しかなくリミットもある。というわけで、とにかく書類を出してみた。本人のやってみたいという意志もあり、でも今まで通りクラシックバレエも捨てるわけではない、とか、中学は専門的な学校へ願書も出してある、などなどそれはもう日々考えどう転んでも生活できるように準備を整えました。晴れて書類審査は無事通過!
で、今日の15H45から実技オーディションが長時間にわたって行われます。
結果はどう転んで大丈夫なので、力を出し切ってほしい。
応援してくれる友達が、こんなことを言ってくれた。これはそのままメイへのはなむけの言葉だと思う。
「メイ君を知っているからかもしれないけど、ビリーに適役は彼しかいない!って思うのよー」
「何の根拠もないけど、行ける気がする(*^o^*)」
「最近の子役はもうプロ級に演技とかうまいけど、今回は踊りも大事だからね。メイが踊りが好きで楽しく踊るのが大事だと思う。」
「メイはもヨ-ロッパ色々ステージの経験者ですので。大丈夫と思います。」
「狭き門かもしれませんが、メイちゃんならきっと突破してくれますよ‼️」
「受かるといいなと思いつつ、彼には既に目標があるから、縁起でもないこと言うけど、もし落ちたら…それは神様の啓示だとも思う。
今はバレエだけをやりなさいっていう。」
「オーディションがんばって!!絶対うまくゆきます」
「めいくん絶対大丈夫だから! 楽しみだわ。」
「こういう世界に入るならば、オーディションに落ちることで落ち込まなくていい。その時の作品との相性というものがあるから」
などと応援してくれてる。本当にありがたい。涙が出る。
それを励みに大いに楽しんで初めてのオーディションを受けてほしいと思う。
がんばれメイ!
メイがバレエを始めたきっかけは?>>http://www.chocolatmag.com/study/study-019/
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