どんどん寒くなってき たパリです。そして、今週末は日本の”カワイイ!”を伝えるイベントが3日間あるし、それが終ると来週からはファッションウィークだし。その前に、通称”オペラの華”さんとランチを楽しみました。8月末にできたばかりの日本食レストラン[幸:SACHI]へ。https://www.facebook.com/restaurant.paris.sachi?ref=ts&fref=ts
オペラ界隈には日本食屋さんがとっても多い。そんな中で、かなり雰囲気が違う店内です。カウンター席とテーブル席は全てサロン・ド・テのようにゆったりとしたひじ掛けのついた大きな革張りの椅子。
お昼のメニューは”今日のお弁当”18€と”今日のカレー”13€。
スズキとサーモンのお刺身。あじフライと豚の角煮。厚焼き卵、ロースト鴨、トマトの出汁ビネグレット。白いご飯と赤出しのお味噌汁。美味しかった〜。どれも本当にきちんと素材を大切に調理されていました。
私の記憶が合っていれば、前にGIROGIROで働いていたかたが料理を作っていて、若おかみさんがデザートを作り、お着物でお料理を運んでいる。見て、 可愛いでしょ! 割烹着がパリで新鮮! 今日のデザートは抹茶のプリンにしっかり甘い黒蜜をかけて3€。ほうじ茶バージョンもあるというので、通わなくては。
実はこの日、待ち合わせが遅れてラストオーダーの14Hを過ぎてから友達と合流できたのです。すみません、大丈夫ですか? と尋ねると「大丈夫です。おなかがすいていませんか?」と逆にいたわられてしまいました。そして、食後のデザートは15時になってしまったので、諦めようかと思っていたら「デザートいかがですか?」「でもこんな時間ですし」「どうぞゆっくりしていって下さい!」とシェフ! お言葉に甘えてしっかり頂きました。「ゆっくりと味わってくつろいで食べて頂きたいんです。回転を速くすることは考えていないので。」と若おかみ。いいなー、こういうの。
で、思うのは、やはり”人”だということ。ここは居心地いいなーと感じました。どんなにお洒落だったり美味しかったり流行っていたとしても”人”の部分でガッカリさせられると、とても残念だ。
お料理も、夫シェフにきちんと丁寧に撮ってもらえたらよかったー。絶句する程美味しかったプチトマト写ってないし、携帯電話では限界がありますね。店作りにコンセプトや愛情がしっかりあると、編集者として血が騒ぎます。ここならステキなページが出来そうって。
で、この場を借りて、発表します! 編集者と写真家でつくるWEBデザイン部門ができました。その名もchocolatweb. って、そのまんま私と夫シェフなのですが,,,.
ウェブマガジンを作るようにHOMEページを作りませんか? というコンセプトです。まずその第1弾が パリのクリエーターANNE WILLI 日本語オフィシャルサイト、今日オープン! http://www.annewilli-jp.com 夫シェフの写真が美しい。
夫シェフこと松永学の写真をもっと知りたい方はこちらから>>http://www.manabu-matsunaga.com
今度は”幸”で絶対カレーを食べようと思う!